モバイルフレンドリーアップデートの狙い

なぜ変化の少ないアップデートをしたのか

ここで、大きな疑問が残っています。あまり順位変動がなかったにも関わらず、とても大きな労力を費やし、モバイルフレンドリーアップデートを実施したのは、なぜだと思いますか?Googleの立場に立って、一度じっくり考えてみましょう。視点を変えて考えてみると、内情も理解できるのではないでしょうか。

これには前述のように、スマートフォンだけではなく、PCユーザーも同じ顧客であるということが背景にあります。注意、を促したけれど、それでもなお多くのWebサイトがスマホ未対応だったとしたら…ーという場合を考えてみてください。極端な話ですが、スマホ対応しているというだけで、内容の伴わないサイトばかりが上位表示されてしまったら、本末転倒です。その結果、急速にGoogle離れが進むこととなるでしょう。だからこそ、長期戦略で動いています。

第一段階としては、注意喚起によって「不完全ながらも多くのWebサイトがなんらかのアクシヨンを起こした」ということだけで、実は成功なのです。Googleは、スマホ、PCどちらのユーザーも取りこぼ、すわけにはいかない状況の中、できるだけ早くスマホ対応してくれと促しているということです。

Googleの思い通りに進んでいる

モバイルフレンドリーアップデートを行うという発表は、多くのサイトにとってスマホ対応を行うきっかけになったようです。Googleは「(発表から)わずか2カ月間で、スマホ対応サイトが4.7%上昇」とアップデートの当日に発表していますこのように、Webサイト全体を附l敵して見ているお釈迦様のように、すべてはGoogleのもくろみ通りとなったのです。もちろん、釈迦の手のひらの上にいるのはWebサイトの運営者たちです。